商品の使用方法・取扱方法

人間の生活域と動物の生活域の間に緩衝域をつくり、 年間通して人間の生活域に近づけなくする事、
すなわち緩衝域が動物にとって嫌な近づきたくない場所と認識させるのが大事です。

施工・対策方法Construction

侵入防止対策の基本的な考え方は、侵入対象である鳥・獣・環境害虫を追い出し、次にバリアをはり、寄せ付けないことが重要です。
対策方法として、「追い出す」「寄せ付けない」の2通りです。

寄せ付けないための対策

食品倉庫・家屋などの敷地対象である建物や土地の周辺に撒布5m/Lを目安に幅は30cm以上が効果的。

猪や鹿などの動物においては、進入口に対して1mくらい間を空けて、もう1ライン撒布した方がより効果的です。

鳩やカラスなどの鳥類対象である建物や土地の周辺に吊るす、または置く

土地や敷地の場合は、3m間隔で前後左右に小袋を吊るします。
倉庫やマンションなどのベランダの場合は、よく留まる場所や巣を作る場所に吊るすか、直接置きます。

但し、置く場合は水溜りなど出来にくい場所か雨にあまりかからない場所を選んで設置して下さい。

対象別対策

四足動物対策

猪,鹿1~2m幅にて撒いて下さい。(目安100m/20L袋)
特に鹿の場合については、侵入口には小袋を地上から30~40cmの高さに3m間隔にて吊るす方がより効果的です。(その際はロープ等で通路を塞ぎ、括り付ける方法を取って下さい。)
ハクビシン,アライグマ,イタチ,キツネ,タヌキなど肩幅から1m以内で効果はあります。(目安として150m/20L袋)
ネズミ不織布に入った状態で水に濡らし、4mの間隔で倉庫の隅に置いて下さい。

侵入口にがある場合においては、通常の2倍程度撒いて下さい。また、ノリ面(傾斜)がある場合についても同様に通常の2倍程度撒いて頂いた方が効果的です。

■注意事項
  • あくまで侵入防止をするものです。殺傷するものではありません。
  • 現場環境及び現場状況により効果が異なることがあります。
  • 100%効果があるわけではなく被害を軽減する目的です。

環境害虫対策

ダニ、モグラなどの地中にいる動物及び虫土に鋤きこむ
  • 小袋(300ml)の場合:2坪程度
  • 大袋(20L)の場合:100~150坪程度
■注意事項
  • 日々、商品改良に研究をしていますので商品変更及び取扱い等が変更になる場合があります。

鳥類対策

鳩(ハト)
  • ベランダの室外機の裏など:鳩が巣を作る場所あたりに設置
  • ベランダの手摺り等に来る場合:手摺りに3m間隔くらいで直接巻きつける
  • 倉庫:侵入口に吊す、鳩がとまる場所に設置
烏(カラス)
  • 対象物に3m間隔で網状に設置
  • ごみの集荷場などにおいても同様に吊す(大きさによりますが、通常のごみ置き場ですと1~2袋で十分です。)
効果があまり見られないもの

公園等で餌付けされているような鳩、畜産関係に住みついているスズメ、集団で来るヒヨドリ、広大な倉庫や工場

水溶液の作り方How To

分量マリンスターDXを1に対して10~20倍の水(水道水で可)で希釈してください。※冬場の場合は、ぬるま湯の使用をおすすめします。
(300ml/袋に対して約2L、20L/袋に対して約150Lの水)
作り方夏場で約30分位、冬場で1~2時間くらい攪拌します。

※マリンスターDXを直接容器に入れて水溶液を作りますと、散布のときノズルが詰まりやすくなります。ガーゼ等の布で包んで使用をおすすめします。

水溶液についての注意事項
  • 有機物のため、長時間置いておきますと腐乱することがあります。
  • 一度作られた水溶液は使い切って下さい。
  • 使用後のマリンスターDXは進入防止効果がまだ残っていますので、上記の方法にてご使用下さい。

使用上の注意Attention

  • 生息環境、自然環境により効果に差が出ます
  • 食品ではありませんので、絶対に食べないで下さい
  • 幼児の手の届くところには置かないで下さい
  • 開封時に微粉末が目に入る恐れがあります。開封時に顔を近づけないで下さい
ヒトデ忌避剤を購入する
商品に関するお問合せ:0120-184-171
(受付時間:9時~18時/年末年始を除く)